2019/07/22

サバのディップの隠し味は?

写真は、鯖のディップ。
先週の料理教室「白ワインを楽しむ夏レッスン」の、料理の一品です。
サバ缶ブームが盛り上がっていることもあり、「サバ缶は最近常備にしてます」という人が増えました。ワインに合うちょっと一品がすぐ作れたら便利ですよね。このレシピは、火も使わないパターンです。
サバ缶のサバは、木べらかフォークでつぶして、ペーストに近い状態にします。ここでいい仕事をするのが、トマトソースなのです。「パッサータ」「あらごしトマト」と言われる、漉してなめらかになったトマト水煮を、私は数十秒電子レンジにかけます。あとは、これをさまして、サバ缶とあわせて、そこに、たっぷりのオリーブオイル、パセリ、塩、少しのレモン汁。
だけ。
私はサバもイワシもアジも・・・青魚類はどれも好きで、缶詰でも、生魚を料理するのも、干物も好きですが、ディップにするとちょっとクセが「立つ」感じになります。サバのコクは消さずに、少しだけイヤミなところを消してすなおになってもらう・・・ために、トマトの力、なのです。
100gのサバ缶に、トマトは40gから80gくらいの間で、お好みで、この時はトマトを使った料理が他になかったのと、サバが皮もついた水煮で、「強めの味」なので、70g使いました。でも、見た目もわからないし、食べてもストレートには全然わからないし、隠し味に近いのです。でも、トマトソースの酸味と清涼感がしっかり効いて、食べやすいディップになります。
白ワインでも、辛口のロゼワインも合うなあ、という仕上がり。
カレーにトマトを入れる人は多いと思うのですが、それも同じ「使い方」ですね。
「目に見える」トマト以外にも、隠れたトマトけっこうあります。
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